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安いドメインはどこで取る?.comの取得・更新が安いサービスを比較【2026年版】

最も一般的な「.com」ドメインを例に、取得・更新が安いサービスを、Cloudflare Registrar、Porkbun、Spaceshipなどの海外レジストラと、国内サービスを含めて比較

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目次
  1. 安さを判断する3つのポイント
  2. 1. 更新料金を見る
  3. 2. 追加費用を含めた「実際の支払額」を見る
  4. 3. Whoisプライバシー保護が無料か
  5. .comの価格は、何で決まっているのか
  6. 2026年11月1日に、.comの卸売価格が上がる
  7. 【比較表】.comの料金目安(2026年9月時点)
  8. Cloudflare Registrar:とにかく安く、値段が安定している
  9. 特徴
  10. 注意点
  11. Porkbun:自由度が高く、わかりやすい
  12. 特徴
  13. 注意点
  14. Spaceship:更新が安く、画面もモダン
  15. 特徴
  16. 注意点
  17. NamecheapとGoDaddy
  18. 国内サービスで選ぶなら
  19. Xserverドメイン
  20. ムームードメイン
  21. お名前.comについて:有名だが、筆者はあまりおすすめしません
  22. 筆者の実体験
  23. 料金面で知っておきたい「サービス維持調整費」
  24. 良い面もある
  25. 目的別のおすすめ
  26. 海外レジストラの匿名性(Whoisプライバシー保護)は大丈夫?
  27. ドメインを取得・更新するときの注意点
  28. 値上げ前に、まとめて更新する方法もある
  29. 為替の影響を受ける
  30. 自動更新の設定を確認する
  31. 安さだけで選ばない
  32. よくある質問
  33. ドメインは、あとから別のサービスに移せますか?
  34. 「初年度0円」「1円」のドメインは、お得ですか?
  35. 海外サービスでも、日本語のサイトは作れますか?
  36. DNSレコードは、自由に設定できますか?
  37. まとめ

独自ドメインを取得しようとすると、サービスごとに料金がバラバラで、「結局どこが一番安くて、安心なのか」と迷ってしまいます。「初年度1円」「0円キャンペーン」といった広告も多く、何を基準に選べばよいのかわかりにくいのが実情です。

しかし、ドメインは一度取得したら、サイトを運営する限り、毎年更新費用を払い続けるものです。本当に見るべきなのは、初年度の安さではなく、2年目以降の更新料金と、追加費用を含めた実際の支払額です。

この記事では、最も一般的な「.com」ドメインを例に、取得・更新が安いサービスを、Cloudflare Registrar、Porkbun、Spaceshipなどの海外レジストラと、国内サービスを含めて比較します。さらに、お名前.comについて、筆者の実体験と、料金面で知っておきたい点もまとめました。

※料金は、2026年9月時点で確認できた情報をもとにした目安です。為替や、後述する卸売価格の改定で変動するため、申し込み前に、必ず各公式サイトでご確認ください。

安さを判断する3つのポイント

1. 更新料金を見る

ドメインは、初年度だけを安くして、2年目以降に高くなるサービスがあります。「初年度100円」でも、更新が3,000円近くなるなら、長期的にはむしろ割高です。取得料金と更新料金が同じか、大きく違わないかを確認しましょう。

2. 追加費用を含めた「実際の支払額」を見る

表示価格とは別に、次のような費用が加算されることがあります。

  • サービス維持調整費(国内の一部サービス)
  • Whois情報公開代行(プライバシー保護)の費用
  • 各種オプションの自動付帯

表示価格ではなく、請求画面で表示される最終金額で比較することが大切です。

3. Whoisプライバシー保護が無料か

ドメインを取得すると、登録者の名前や住所などが、Whoisという公開データベースに載る仕組みがあります。個人で運営する場合、これらを非公開にする「Whoisプライバシー保護」が、無料で付いているかどうかは重要です。

.comの価格は、何で決まっているのか

.comドメインの料金は、大きく次の3つで構成されています。

項目内容
卸売価格(レジストリ手数料).comを管理するVeriSign社が、レジストラに請求する費用。ドル建て
ICANN手数料ドメイン管理団体ICANNへの手数料(1年あたり0.18ドル)
レジストラの手数料各サービスが上乗せする利益・運営費用

つまり、卸売価格とICANN手数料は、どのサービスで取得しても共通で、価格の違いは、主にレジストラの上乗せ分から生まれます。

2026年11月1日に、.comの卸売価格が上がる

見落とせないのが、卸売価格の値上げです。VeriSignは、2026年11月1日から、.comの卸売価格を、年間10.26ドルから10.97ドルに引き上げると発表しています。約7%の値上げで、これは、契約上認められている上限にあたります。

レジストラは、この値上げ分を、そのまま価格に反映することが多く、11月1日以降は、どのサービスでも、.comの価格が、おおよそ0.7ドル前後(1ドル150円で、約100円)上がる見込みです。ただし、値上げ幅の扱いは、サービスによって異なります。

【比較表】.comの料金目安(2026年9月時点)

海外サービスは、ドル建てのため、為替によって円換算額が変わります。参考として、1ドル150円で計算すると、10.5ドルで約1,570円になります。

サービス取得・更新の目安(ドル建て)Whoisプライバシー主な特徴
Cloudflare Registrar約10.44ドル(取得も更新も同額)無料原価販売。DNSはCloudflare固定
Porkbun約11ドル前後(取得も更新も同額)無料ネームサーバーを自由に変更可能。管理画面がわかりやすい
Spaceship約10ドル前後(更新)無料Namecheap系列の新しいサービス。初年度キャンペーンあり
Namecheap初年度は割安、更新は15ドル前後になる傾向無料老舗。初年度割引が中心
GoDaddy初年度は非常に安いが、更新は20ドル前後になる傾向対象による更新が高くなりやすい

Cloudflareの価格は、卸売価格10.26ドルと、ICANN手数料0.18ドルを合わせた、10.44ドルです。上乗せは一切ありません。11月1日以降は、卸売価格の値上げにより、11.15ドルになる見込みです。また、Porkbunも、公式のヘルプで、11月1日から約11.81ドルに上がると案内しています。

Cloudflare Registrar:とにかく安く、値段が安定している

特徴

Cloudflare Registrarは、ドメインの卸売価格に、1セントも上乗せせずに販売しているのが最大の特徴です。そのため、取得時も更新時も、同じ価格で、価格の変動は、VeriSign側の値上げがあったときだけです。

  • 取得・更新・移管が、原価で同額
  • Whoisプライバシー保護が、無料で標準
  • DNSSEC(DNSの安全性を高める仕組み)が、無料
  • 取得時に、有料オプションの勧誘がない

注意点

  • ネームサーバーが、Cloudflare固定になる:ドメインをCloudflareで取得すると、DNSはCloudflareで管理することになります。ただし、DNSレコード自体は、外部のサーバーのIPアドレスなどを、自由に指定できるため、通常のサイト運営で困ることは、ほとんどありません。
  • 日本語の管理画面がなく、初心者には少し難しい:エンジニア向けに作られているため、画面の操作に、慣れが必要です。
  • サポートは、基本的に自動対応が中心:有料プランでなければ、個別のサポートは、期待しにくい面があります。
  • 取り扱いのTLDは、400種類前後:すべてのTLDに対応しているわけではないため、取得したいTLDが扱われているか、事前に確認しましょう。

DNS管理も含めて、Cloudflareにまとめたい方や、CDNやセキュリティ機能も、同時に活用したい方には、最有力の選択肢です。

Porkbun:自由度が高く、わかりやすい

Porkbunは、ブタのアイコンで知られる、海外の人気レジストラです。

特徴

  • .comが、取得・更新ともに、11ドル前後で、同額
  • Whoisプライバシー保護が、無料
  • ネームサーバーを、自由に変更できる
  • 管理画面がシンプルで、わかりやすい
  • SSL証明書(Let’s Encrypt)や、URL転送、メール転送も、無料で付いてくる
  • 550種類以上のTLDを取り扱い

注意点

  • Cloudflareより、わずかに高い
  • 取得や更新の、返金には対応していないため、購入前に、内容をよく確認する必要がある
  • 日本語のサポートはない

ネームサーバーを、他のDNSサービス(Route 53など)に自由に向けたい方や、シンプルな画面で管理したい方に向いています。

Spaceship:更新が安く、画面もモダン

Spaceshipは、老舗のNamecheapが、2023年に立ち上げた、比較的新しいレジストラです。

特徴

  • .comの更新が、10ドル前後と、Cloudflareと並ぶ低価格帯
  • 初年度は、キャンペーンで、さらに安くなることがある
  • Whoisプライバシー保護が、無料
  • 管理画面が新しく、使いやすい。APIにも対応

注意点

  • 電話サポートがない
  • 一部のユーザーから、アカウント制限に関する不満の声も出ている
  • 日本語には非対応

NamecheapとGoDaddy

Namecheapは、老舗の人気レジストラで、初年度は安く取得できます。ただし、更新時には、価格が上がる傾向があるため、長期で保有するドメインには、やや不向きです。

GoDaddyは、世界最大級のレジストラですが、初年度が極端に安い一方で、更新料金は20ドル前後まで上がりやすく、決済時に、各種オプションの案内も多くなりがちです。安さを重視する場合は、他の選択肢を検討したほうがよいでしょう。

国内サービスで選ぶなら

日本語の画面やサポート、円建ての決済を重視するなら、国内サービスも、有力な候補です。

Xserverドメイン

国内のサービスの中では、更新料金が、比較的安いことで知られています。サービス維持調整費が、加算されないため、表示価格がほぼそのまま請求額になり、料金の見通しが立てやすいのが特徴です。.comの更新は、1,600〜1,700円台が、目安です。日本語サポート付きで、初心者にも、使いやすいサービスです。

ムームードメイン

GMOペパボが運営する、国内の人気サービスです。初年度は、キャンペーンで、安く取得できることがあります。一方で、お名前.comと同様に、サービス維持調整費が加算されるため、更新時の実際の請求額は、表示価格より高くなる点に注意が必要です。

お名前.comについて:有名だが、筆者はあまりおすすめしません

国内最大手のドメインサービスとして、知名度は抜群のお名前.comですが、筆者自身は、あまりおすすめしていません。これは、実際に使ってきた経験にもとづく、個人的な感想です。

筆者の実体験

  • セールスや案内が多い:契約すると、ドメインの更新や、各種オプション、キャンペーンなどの案内が、頻繁に届きます。
  • 管理画面が、使いにくい:機能が豊富な分、画面の情報量が多く、目的の操作にたどり着くまでに、迷うことがありました。

なお、案内メールは、会員情報の設定から、配信を止められる場合があります。

料金面で知っておきたい「サービス維持調整費」

実際に支払う金額に関わる点として、お名前.comには、「サービス維持調整費」という費用があります。2023年2月以降の新規契約・更新に対して、表示価格に、一定の割合で加算される仕組みです。

この割合は、固定ではなく、定期的に見直されています。公式のお知らせによると、2026年9月1日からは、26.25%(オプションを含むドメイン)となっています。つまり、表示価格が2,000円のドメインなら、実際の請求額は、約2,500円強になる計算です。

「初年度0円」「1円」といったキャンペーンでも、更新時には、通常の料金に、調整費が加算されます。長期的に保有するなら、表示価格ではなく、調整費を含めた実質の更新料金で比較する必要があります。

良い面もある

公平のために、良い点も挙げておきます。

  • 国内シェアが大きく、実績が豊富で、日本語のサポートがある
  • 取り扱い種類が多い(630種類以上)
  • レンタルサーバーと同時に申し込むと、ドメインが永久無料になる特典がある(対象ドメインに条件あり)

レンタルサーバーを、お名前.comで契約する予定で、特典を活用できるなら、選択肢に入ります。一方で、ドメインだけを、安く長く保有したい場合は、Cloudflare、Porkbun、Spaceship、Xserverドメインなどのほうが、実質的な負担を抑えられる可能性が高いです。

目的別のおすすめ

こんな人おすすめ
とにかく最安・安定を重視したいCloudflare Registrar
DNSも含めて、CloudflareにまとめたいCloudflare Registrar
ネームサーバーを自由に変えたい、画面のわかりやすさも重視Porkbun
更新の安さと、モダンな管理画面がほしいSpaceship
日本語のサポートや、円建ての決済がいいXserverドメイン
レンタルサーバーとセットで、ドメイン無料の特典を使いたい契約するサーバー会社のドメイン特典

海外レジストラの匿名性(Whoisプライバシー保護)は大丈夫?

海外のサービスに、個人情報を預けることに、不安を感じる方もいるかもしれません。Cloudflare、Porkbun、Spaceshipは、いずれも、Whoisプライバシー保護を、無料で提供しています。取得したドメインの、名前・住所・電話番号などの情報は、Whoisの公開情報からは、非公開(またはレジストラの代理情報に置き換え)になります。

ただし、注意点もあります。

  • Whoisで非公開になっても、レジストラには、本人の情報を、登録する必要がある
  • 重大な規約違反や、法的な手続きがある場合には、法執行機関などの正式な要請に応じて、情報が開示されることがある(これは、国内のサービスでも同様)
  • Cloudflareでは、Whoisの非公開を、オフにできない

個人でサイトを運営する場合は、これらのサービスの標準機能で、必要十分なプライバシーが確保できるケースがほとんどです。

ドメインを取得・更新するときの注意点

値上げ前に、まとめて更新する方法もある

2026年11月1日の卸売価格の値上げに備えて、更新時期が近いドメインは、値上げ前に、更新を済ませておくという考え方もあります。ただし、複数年の更新の扱いは、サービスによって異なるため、公式の案内を確認してください。

為替の影響を受ける

海外サービスは、ドル建てのため、円安の時期には、円換算の負担が増えます。クレジットカードの為替手数料も、別途かかる場合があります。円建てで、料金をシンプルに保ちたい場合は、国内サービスも、有力です。

自動更新の設定を確認する

ドメインの更新を忘れると、失効して、サイトやメールが使えなくなります。自動更新の設定と、登録メールアドレスが、有効になっているかを確認しておきましょう。

安さだけで選ばない

サポート体制や、管理画面の使いやすさ、DNSの自由度も、運用のしやすさに、大きく影響します。料金だけでなく、自分の運用スタイルに合っているかも、含めて選びましょう。

よくある質問

ドメインは、あとから別のサービスに移せますか?

はい、「ドメイン移管」という手続きで、他のサービスに移せます。多くの場合、移管すると、有効期限が1年延長されるため、その分の更新料金が、移管費用として支払われるイメージです。一般的に、取得から60日以内のドメインは、移管できないなどの制限があるため、事前に確認しましょう。

「初年度0円」「1円」のドメインは、お得ですか?

初年度だけを見れば、お得です。ただし、2年目以降の更新料金が、通常料金になり、サービスによっては、さらに調整費が加算されます。長期で使うなら、更新料金を、必ず比較しましょう。

海外サービスでも、日本語のサイトは作れますか?

もちろん、作れます。ドメインを取得するサービスと、サイトを公開するサーバーは、別々に選べます。ドメインは、海外レジストラで取得し、DNSで、国内のレンタルサーバーに向ける、という使い方も、一般的です。

DNSレコードは、自由に設定できますか?

Cloudflare Registrarでは、DNSがCloudflare固定ですが、AレコードやCNAMEレコードなどは、自由に設定でき、外部サーバーへ向けることも、問題なくできます。詳しくは、当サイトの各レコードの解説記事も、参考にしてください。

まとめ

安いドメインの選び方と、各サービスの特徴を、整理します。

  • 見るべきは、初年度の価格ではなく、2年目以降の更新料金と、追加費用を含めた実質の支払額
  • .comの卸売価格は、2026年11月1日に、10.26ドルから10.97ドルへ上がる予定で、どのサービスも、値上がりの見込み
  • Cloudflare Registrarは、原価販売で、取得・更新が同額。ただし、DNSはCloudflare固定
  • Porkbunは、ネームサーバーが自由で、管理画面がわかりやすい
  • Spaceshipは、更新が安く、画面も新しい
  • 国内なら、サービス維持調整費のないXserverドメインも、有力
  • お名前.comは有名だが、サービス維持調整費(2026年9月1日から26.25%)がかかり、筆者の実体験としては、案内が多く、管理画面も使いにくいため、ドメイン単体での利用はあまりおすすめしない
  • どのサービスを選ぶ場合も、取得後に、ドメインチェッカーなどのツールで、DNSの設定や登録情報を、確認しておくと安心

ドメインは、長く付き合うものだからこそ、価格の安さと、運用のしやすさの、バランスを見て選ぶことが大切です。取得後の設定確認には、ドメインチェッカーなどのツールも、ぜひ活用してください。