Drupal事例サイト21選|京都大学・三菱重工・ミズノなど日本の導入例と海外企業【2026年】
Drupalで作られたサイトを、京都大学・三菱重工・ミズノなど日本向けの10サイトと、海外企業の11サイトに分けて紹介します。日本向けサイトはトップページの組み立てや参考になる点まで詳しく、海外は種類別に短くまとめました。大きな組織がDrupalを選ぶ理由や、気になるサイトがDrupal製か調べる方法も載せています。
目次
Drupal(ドルーパル)は、世界中で使われているオープンソースのCMSです。日本ではWordPressほど名前を聞く機会は多くありませんが、大学、大手メーカー、国際機関、エンタープライズ向けのSaaSなど、規模の大きな組織のサイトでよく使われています。

この記事では、ドメイン診断ツール「ドメシラ」でDrupal製と判定され、2026年10月時点でも開いてDrupalの痕跡を確認できた21サイトを紹介します。前半では日本向けの10サイトを種類別に取り上げ、「どんな組織か」「トップページで最初に何を見せ、どこへ案内しているか」「参考になる点」をまとめました。後半では、海外企業の11サイトを種類別に紹介します。
気になるサイトがDrupalで作られているかどうかは、ドメシラにドメインを入れるだけで調べられます。各事例の「ドメシラで見る」リンクから、実際の判定結果も確認できます。
この記事で紹介するサイトの内訳
| 区分 | 件数 | 紹介のしかた |
|---|---|---|
| 日本向けのサイト | 10 | 1サイトずつ詳しく紹介 |
| 海外企業のサイト | 11 | 種類別に短く紹介 |
| 合計 | 21 |
日本向けの10サイトを種類で分けると、次のとおりです。
| 種類 | 件数 |
|---|---|
| 大学・教育 | 2 |
| メーカー | 2 |
| 国際機関・国際NGO | 2 |
| 企業向けサービス | 1 |
| 通販・求人・財団 | 3 |
大きな組織がDrupalを選ぶ理由
Drupalが大学や大企業、公的な組織に選ばれやすいのには、よく知られた理由がいくつかあります。
- オープンソースで、ライセンス費用がかからない:本体は無料で使え、特定の会社の製品に縛られません。自分たちでサーバーや開発会社を選べます。この点はWordPressと似ています。
- ページ数や情報の種類が多いサイトに向いている:記事、ニュース、イベント、製品、教員情報など、種類の違うコンテンツを項目ごとに定義して管理できます。部署ごとにたくさんのページを持つ組織と相性がよい作りです。
- 権限と承認の流れを細かく設定できる:「この部署はこのページだけ編集できる」「公開前に担当者の確認を入れる」といった運用を組みやすく、更新する人が多い組織で使いやすくなっています。
- 多言語サイトを作りやすい:多言語対応の機能が本体に入っていて、日本語・英語・中国語などを並べて運用するサイトに向いています。今回の事例でも、京都大学やWFPのサイトに言語の切り替えがありました。
- セキュリティの対応体制がある:Drupalには専門のセキュリティチームがあり、脆弱性の情報や修正版を公開しています。
- 作り込みの自由度が高い:モジュールを組み合わせたり独自に開発したりして、会員機能やECなどを足していけます。そのぶん、構築や保守には専門の知識が必要になります。
一方で、小さなサイトを手軽に作りたい場合は、ノーコードのツールやWordPressの方が向いていることもあります。Drupalは「規模が大きく、長く運用し続けるサイト」で力を発揮するCMSといえます。
大学・教育の事例
京都大学(国立大学)

どんな組織か:京都にある国立大学です。公式サイトでは、学部・大学院や研究所の案内、入試情報、教育研究活動、キャンパスの情報などを発信しています。
トップページの流れ:上部に「サイト内検索」と「教員検索」を置き、メニューは「京大について」「入試・高大連携」「教育・学生支援」「研究・産官学連携」「国際交流」「社会連携」「学部・大学院等」に分かれています。その横に「受験生」「在学生」「卒業生」「一般・地域」「企業・研究者」という立場別の入口があり、言語は日本語、英語、中国語(簡体・繁体)、韓国語から選べます。メインエリアでは、総長の就任式、国際卓越研究大学としての取り組み、入学式、広報誌の刊行、研究成果などのニュースを画像つきで並べています。
参考になる点
- 「受験生」「在学生」「企業・研究者」と、見る人の立場から入れる入口を用意していて、情報が多くても目的のページにたどり着きやすくなっています。
- 教員検索をサイト内検索と並べて上部に置き、研究者を探す人がすぐ使えるようにしています。
こんな人の参考に:大学や研究機関など、見る人の種類が多く、ページ数の多いサイトを作りたい人。
明光義塾(個別指導塾)

どんな組織か:小学生から高校生までを対象にした、個別指導の学習塾です。全国に教室があります。
トップページの流れ:「学習塾なら、個別指導(高校生・中学生・小学生)の明光義塾」という見出しのすぐ下に「まずは気軽にお問い合わせを」として、「無料体験を受けたい」「資料が欲しい」のボタンとフリーダイヤル、受付時間を置いています。続いて、高校生・中学生・小学生の学年別の学習プラン、郵便番号・フリーワード・エリアで探せる「近くの教室を探す」があります。その後「明光義塾3つの特長」として、考える力が身につく授業、きめ細かいカウンセリング、情報力を紹介し、英検対策、高校・大学の合格実績、合格した生徒の声、保護者に選ばれる理由、よくある質問と続きます。
参考になる点
- 無料体験と資料請求、電話番号をトップの早い位置にまとめ、問い合わせまでの距離を短くしています。
- 教室検索を郵便番号・フリーワード・エリアの3通りで用意していて、全国に教室がある塾でも近くの教室を見つけやすい作りです。
こんな人の参考に:全国に店舗や教室があり、近くの拠点探しと問い合わせを中心にしたサイトを作りたい人。
メーカーの事例
三菱重工業(総合重工業メーカー)

どんな組織か:エネルギー、物流・インフラ、産業機械、航空・宇宙、防衛などの事業を持つ、日本の大手重工業メーカーです。www.mhi.co.jp を開くと、英語のグローバルサイト(www.mhi.com)に移ります。
トップページの流れ:メニューの先頭に「NEWS」「CAREERS」と言語切り替え(JP)を置き、会社概要、製品、事業所、調達などの情報に進めるようにしています。メインエリアでは、プレスリリースを日付とカテゴリ(Industrial Machinery、Energy & Environmentなど)つきで並べ、グループ会社の発表も同じ一覧に載せています。続く「OUR BRAND」でグループの事業領域を説明し、「FROM THE OCEAN TO OUTER SPACE」という見出しのもと、産業・物流、交通、エネルギー、暮らし、環境といった分野ごとの取り組みを紹介しています。
参考になる点
- ニュースに事業カテゴリをつけていて、事業の多い会社でも、自分に関係のある発表を見つけやすくなっています。
- 「海から宇宙まで」という一言で、幅広い事業の全体像をまとめて伝えています。
こんな人の参考に:事業やグループ会社の多いメーカーで、グローバル向けのコーポレートサイトを作りたい人。
ミズノ(総合スポーツブランド)

どんな組織か:総合スポーツブランドのミズノです。このサイトは、製品情報と公式通販をまとめた「ミズノ公式オンライン」です。www.mizuno.jp を開くと jpn.mizuno.com に移ります。
トップページの流れ:メニューは「スポーツ・カテゴリから探す」を中心に、スニーカー、ランニング、サッカー、野球、ゴルフ、スイムなど多くの競技やカテゴリを並べ、それぞれの下にシューズ、ウエア、アクセサリーや特集を細かく用意しています。記事作成時点では、トップの上部にサイト停止のお詫びとサイトリニューアルの予告が出ていました。メインエリアでは「スポーツから探す」「ライフスタイル・ワークから探す」の入口のあと、ピックアップ、週間ランキング、新着アイテム、キャンペーン、会員プログラム「CLUB MIZUNO」、120周年記念サイトやブランドサイトへの入口、読み物の「ミズノマガジン」、直営店の案内と続きます。
参考になる点
- 「スポーツから探す」と「ライフスタイル・ワークから探す」を分けていて、競技で探す人と普段使いで探す人のどちらにも入口があります。
- 商品の一覧だけでなく、ミズノマガジンやスタッフスナップなどの読み物も同じトップに並べ、ブランドの世界観を伝えています。
こんな人の参考に:商品数の多いメーカーの公式通販や、ECとブランドサイトを一体で運用したい人。
国際機関・国際NGOの事例
国連WFP日本語版(国際機関)
どんな組織か:国連の食料支援機関「世界食糧計画(WFP)」の日本語サイトです。緊急時の食料支援や、紛争・災害・気候変動の影響を受けた人びとの自立支援などを行っています。
トップページの流れ:上部に「寄付する」ボタンを常に置き、メニューは「メディア&リソース」「世界食糧計画とは」「WFPの活動」「活動現場」「支援する」に分かれています。言語は英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、中国語、ドイツ語、韓国語に切り替えられます。メインエリアでは、災害の被災者への支援を伝える記事と寄付ボタンを最初に見せ、続いて「WFP日本事務所からのお知らせ」としてニュースリリースを日付つきで並べ、その下に「認定NPO法人 国連WFP協会 からのお知らせ」を続けています。
参考になる点
- 寄付ボタンをメニューとメインエリアの両方に置き、支援したい人がすぐ行動できるようにしています。
- 「支援する」の中を「個人の皆様へ」「企業・団体の皆様へ」に分け、寄付やボランティアなど関わり方を選べるようにしています。
こんな人の参考に:寄付や支援を募るNPO・公益団体や、多言語で情報を出す組織のサイトを作りたい人。
FSCジャパン(森林認証の国際NGO)
どんな組織か:適切に管理された森林や、そこから生まれた木材・紙製品を認証する国際的な仕組み「FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)」の日本のサイトです。
トップページの流れ:メニューは「FSC認証とは」「FSCロゴの利用」「ニュース」「資料・FSCモクハブ」「FSC認証の価値」「FSCジャパンとは」「FSCとは」に分かれ、それぞれの下に認証の種類、商標の使い方、規準文書などの細かいページがあります。上部には、国際事務局、認証データベース、ブランドハブなどFSCの各サイトへのリンクもまとめています。メインエリアでは「FSC認証について」の説明や新着情報をスライドで見せたあと、「認証を取得するには」「FSCの商標を使用するには」「FSC認証データベース」という目的別の入口を置き、プレスリリースやテクニカル・アップデートへと続きます。
参考になる点
- 「認証を取りたい」「ロゴを使いたい」「取得者を調べたい」と、訪れる人の目的別の入口をトップに並べています。
- 規格文書や手続きの説明など、量の多い専門情報をメニューの階層で整理しています。
こんな人の参考に:認証制度や業界団体など、手続きや規格の情報を多く載せるサイトを作りたい人。
企業向けサービスの事例
コンカー日本版(経費精算・出張管理)
どんな組織か:SAPグループの経費精算・出張管理・請求書管理のクラウドサービス「SAP Concur」の日本向けサイトです。
トップページの流れ:「シンプルにつながる、経費・出張管理」という見出しと「製品デモを見る」「料金を問い合わせる」のボタンから始まります。続いて、経費管理の「Concur Expense」、出張手配の「Concur Travel」、請求書管理の「Concur Invoice」を、それぞれ短い説明と詳細ページへのボタンつきで紹介します。その後、既存システムとの連携、製品ごとの短いデモ動画、外部レビューサイトでの評価、従業員規模別の利用者の声、よくある質問を並べ、最後に問い合わせへつなげています。
参考になる点
- 利用者の声を「従業員500名未満」「500名以上」「10,000名以上」と会社の規模別に分けていて、見る人が自社に近い例を探せます。
- 製品ごとに短いデモを用意し、問い合わせの前に使っている様子を見られるようにしています。
こんな人の参考に:複数の製品を持つBtoBのSaaSで、デモや問い合わせにつなげるサイトを作りたい人。
通販・求人・財団の事例
カンテレSHOPPING(テレビ通販)
どんな組織か:関西テレビハッズが運営する、カンテレの公式通販サイトです。テレビ通販番組「真夜中市場」「通販スターDaily」などで紹介した商品を購入できます。
トップページの流れ:上部に特集と「番組・ショップからさがす」を置き、真夜中市場、通販スターDaily、WEB得、季節のチラシ、取扱ブランドなどから商品を探せます。メインエリアの「番組で紹介された商品」では番組ごとにタブを分け、放送日を選ぶと、その日の放送予定商品が価格や期間限定の案内つきで表示されます。その後、イチオシ商品、ランキング、ブログ、お知らせと続き、最後に番組ごとの注文ダイヤルとお問い合わせダイヤルを載せています。
参考になる点
- 「放送日を指定」して商品を探せるので、テレビで見た商品をあとから見つけやすくなっています。
- 番組ごとの電話注文ダイヤルを載せていて、ネットに慣れていない人も注文できます。
こんな人の参考に:テレビや紙のチラシなど、ほかの媒体と連動した通販サイトを作りたい人。
もしも、この宿ではたらいたら(宿泊業の求人サイト)
どんな組織か:ホテルや旅館の仕事を紹介する、宿泊業専門の求人サイトです。編集部が施設を取材し、一定の条件を満たした施設の求人を掲載しています。
トップページの流れ:最初に、宿で働く人を取材した情報を届けること、残業時間や年間休日などの条件を満たした施設だけを紹介すること、業界の情報をコラムで届けることを、それぞれ「すべての施設を見る」「すべての求人を見る」「コラムを見る」のボタンつきで説明しています。続いて「平均週休2日制」「残業 月30時間以内」「中抜け勤務なし」「寮/家賃補助」といった厳選条件をタグで並べ、「条件から求人を探す」で職種、エリア、雇用形態、施設タイプ、キーワードから絞り込めるようにしています。
参考になる点
- 宿泊業で働く人が気にする「中抜け勤務なし」「夜勤なし」などをタグにして、すぐ絞り込めるようにしています。
- 求人の数よりも「取材していること」「条件で選んでいること」を最初に伝え、サイトの信頼感を出しています。
こんな人の参考に:特定の業界に絞った求人サイトや、編集部が選んだ情報を載せるメディアを作りたい人。
Mobility for ALL(トヨタ・モビリティ基金)
どんな組織か:一般財団法人トヨタ・モビリティ基金の「Mobility for ALL」プロジェクトのページです。障害の有無にかかわらず、誰もが移動を楽しめる未来を目指すプロジェクトで、アイデアの公募を行っています。mobility-contest.jp を開くと、財団のサイト(toyotamobilityfoundation.jp)内のプロジェクトページに移ります。
トップページの流れ:財団サイト共通のメニュー(当財団について、活動、お知らせ、お問い合わせ)の下に、プロジェクト名の見出しと「目次」を置いています。目次は「公募について」「プロジェクトとは?」「社会実装に向けた6つの支援」「2025年度の活動実績」「プロジェクト紹介動画」「リンク」です。記事作成時点では、2026年度の公募は終了したことと、質問の連絡先が最初に書かれていました。続いて、「日常の移動」「スポーツ観戦」の2つのテーマ、noteやInstagramでの発信、参加チームへの支援内容を説明しています。
参考になる点
- ページの最初に目次を置き、公募の状況、プロジェクトの説明、支援内容、実績を1ページで追えるようにしています。
- 公募が終わったあとも、終了したことと問い合わせ先をすぐに示しています。
こんな人の参考に:コンテストや助成の公募ページ、財団のプロジェクト紹介ページを作りたい人。
海外のDrupal事例サイト(種類別)
海外では、大手のSaaSやソフトウェア会社、グローバルなメーカーのサイトでDrupalが使われていました。いずれも英語(Pernod Ricardは英語版)のサイトです。
メーカー・クリエイティブ
Pernod Ricard(ドメシラで見る):フランスのワイン・スピリッツの大手グループです。「We are “Créateurs de Convivialité”」という見出しで企業の姿勢を伝え、イベント、ブランドの特集、サステナビリティの取り組みを並べています。

Foundry(ドメシラで見る):映像・デザインなどクリエイティブ業界向けのソフトウェアを作っている会社です。トップは「Imagination engineered」という一言の見出しから始まります。サイトの情報からは、Drupalの拡張機能「Commerce」も使われていることがわかります。
マーケティング・CMS
Acquia(ドメシラで見る):Drupalをもとにしたデジタル体験プラットフォームを提供している会社です。「The Agentic Content Platform that marketing loves and IT teams trust」という見出しで、マーケティング担当とIT担当の両方に向けたメッセージを出しています。
BrightEdge(ドメシラで見る):企業向けのSEO・AI検索対策プラットフォームです。「The #1 AI-Powered AEO & SEO Platform」という見出しのあと、AIエージェント機能や受賞歴を紹介しています。
業務効率化・自動化
Smartsheet(ドメシラで見る):プロジェクトや業務を管理するワークマネジメントのプラットフォームです。AIでシステムをつなぎ、プロジェクトを進めることを見出しで打ち出し、ツール同士の連携を紹介しています。
Automation Anywhere(ドメシラで見る):RPAやAIによる業務自動化の会社です。「The #1 provider of agentic automation」という見出しのあと、業種別のAIや導入のロードマップを紹介しています。
Mindbody(ドメシラで見る):フィットネスや美容・ウェルネスの店舗向けの経営管理ソフトです。「Built to run your business, so it doesn’t run you」という見出しで、店舗運営をまとめて任せられることを伝えています。
Epixel MLM Software(ドメシラで見る):ネットワークマーケティング・直販の会社向けの管理ソフトです。AIによる自動化を前面に出し、受賞歴や分析機能を続けて紹介しています。
IT運用・セキュリティ・リモートアクセス
New Relic(ドメシラで見る):システムの監視・可観測性のプラットフォームです。データ上のドメインは開発者向けツール「CodeStream」の www.codestream.com ですが、今はNew Relicのサイト内のページに移り、AIエージェントの連携機能を紹介しています。
OneSpan(ドメシラで見る):認証などのサイバーセキュリティと、電子署名の会社です。メニューを「Cybersecurity」と「Digital Agreements」の2つの事業で分けて、それぞれの製品を紹介しています。
NoMachine(ドメシラで見る):リモートデスクトップのソフトウェアです。「Remote Access for Everybody」という見出しのあと、個人向けのネットワーク機能と、企業向けの製品を分けて紹介しています。
Drupalで作られたサイトに多い傾向
21サイトを並べてみると、いくつかの傾向が見えてきました。
大きな組織のサイトが中心:日本向けでは国立大学、大手メーカー2社、国連機関、国際NGO、SAPグループのサービスが並び、海外もSaaSやソフトウェアの会社がほとんどでした。個人や小さな会社のサイトはほぼ見られませんでした。
ページ数が多く、更新の多いサイトで使われている:京都大学のニュース、三菱重工のプレスリリース、カンテレSHOPPINGの放送日ごとの商品、ミズノの商品カテゴリなど、ページ数が多く、日々更新されるサイトが目立ちました。
多言語のサイトが多い:京都大学、WFP、三菱重工などは言語の切り替えを持っていて、海外にも情報を出す組織で使われていることがわかります。
新しい版への移行が進んでいる:サイトが出しているバージョン表示を見ると、21サイトのうち15サイトが「Drupal 11」でした(詳しくは「この記事のデータについて」を参照)。
Drupalで作られたサイトか調べる方法
気になるサイトがDrupalで作られているかどうかは、ドメシラで調べられます。
- ドメシラのトップページを開きます。
- 入力欄に、調べたいサイトのドメインを入れます。
https://はつけず、www.kyoto-u.ac.jpのようにホスト名だけを入れてください。 - 「診断する」を押します。
- 結果ページの「検出技術」の欄に、使われている技術が表示されます。Drupalで作られたサイトなら、ここに「Drupal」と出ます。

結果ページでは、Drupalかどうかのほかに、DNSの設定、メールの設定、ドメインの登録業者、SSL証明書の残り日数なども一緒に確認できます。Drupal以外のツールで作られたサイトも、同じ手順で調べられます。
この記事のデータについて
この記事のサイトは、ドメシラでDrupal製と判定されたもののうち、2026年10月15日時点で開くことができ、ページのHTMLやサーバーの応答にDrupalの痕跡(バージョン表示、/sites/default/files の画像パス、data-drupal で始まる属性、X-Drupal-Cache などの応答ヘッダー)を確認できたものです。Drupalの公式サイト(2件)、エラーページが表示されるサイト(1件)、事例として内容がふさわしくないサイト(1件)は除きました。
バージョンは、サイトが自分で出している表示(ページ内の generator 情報や X-Generator という応答ヘッダー)で確認しました。
| バージョンの表示 | サイト |
|---|---|
| Drupal 11と表示(15件) | 京都大学、三菱重工業、ミズノ、コンカー日本版、カンテレSHOPPING、Mobility for ALL、FSCジャパン、Pernod Ricard、Foundry、Acquia、BrightEdge、Automation Anywhere、Mindbody、New Relic、OneSpan |
| Drupal 10と表示(1件) | Smartsheet |
| バージョンの表示なし(5件) | 国連WFP日本語版、明光義塾、もしも、この宿ではたらいたら、Epixel MLM Software、NoMachine |
バージョンの表示がないサイトも、Drupalの痕跡は確認できています。サイトはその後、別のツールや別のバージョンに作り替えられることもあります。最新の状態は、各サイトの「ドメシラで見る」から確認してください。トップページの流れは、記事を書いた時点の内容です。
まとめ
Drupalは、京都大学や三菱重工業、ミズノ、国連WFPのように、ページ数が多く、更新する人も多い大きな組織のサイトで使われています。海外でも、SaaSやソフトウェア会社、グローバルなメーカーが採用していました。自分の組織に近い事例を見て、見る人ごとの入口の作り方や、ニュースや商品の整理のしかたを参考にしてみてください。
気になるサイトを見つけたら、ドメシラにドメインを入れて、どのツールで作られているか調べてみましょう。