このサイトはWordPress?確認・判定する方法6選【簡単】
ドメインの設定変更が「反映される」とはどういうことなのか、なぜ時間がかかるのかという仕組みを解説したうえで、反映状況の確認方法や、待ち時間を短くするための対策を紹介
目次
「このサイトはWordPressで作られているの?」
気になるWebサイトを見つけたとき、どのCMSを使っているのか確認したくなることがあります。
WordPressで作られたサイトには、wp-content や wp-includes、WordPress REST APIなど、WordPress特有の痕跡が残っていることがあります。
今回は筆者が使っている方法で、WebサイトがWordPressで作られているか自分で確認・判定する方法を紹介します。
ソースコードを見る方法から、URLを使った確認方法まで順番に解説します。
また、記事後半では、こうした情報を一つずつ調べなくても、ドメインを入力するだけでWordPressなどの使用技術を調べられる「ドメシラ」 についても紹介します。
一番簡単なのは「wp-content」を探す方法
WordPressか確認する方法として、まず試したいのがWebサイトのソースコードから
wp-content
を探す方法です。以下のように大量に見つかるはずです。
WordPressでは、テーマやプラグイン、アップロードされたファイルなどが通常 wp-content ディレクトリ以下に保存されています。WordPress公式ドキュメントでも、wp-content/themes/ はテーマ、wp-content/plugins/ はプラグインのディレクトリとして説明されています。
ブラウザを開いて Ctrl + U を押してソースコードを表示し、
wp-contentを検索してみましょう。
ソースコードを確認する
確認したいWebサイトをブラウザで開きます。
Chromeなどではページ上で右クリックし、**「ページのソースを表示」**を選択します。
ソースコードが表示されたら、Windowsなら Ctrl + F、Macなら Command + F を押して、
wp-content
と検索してみましょう。
例えば、次のようなコードが見つかることがあります。
<link rel="stylesheet" href="https://example.com/wp-content/themes/sample/style.css">
または、
<script src="https://example.com/wp-content/plugins/sample/script.js"></script>
このように wp-content/themes/ や wp-content/plugins/ が見つかれば、WordPressを使用している可能性はかなり高いと判断できます。

ただし、wp-content が見つからないからといって、WordPressではないとは限りません。
CDNやキャッシュサービス、HTML最適化、独自構成などによってURLが書き換えられているケースもあります。
「wp-includes」がないか確認する
wp-content と一緒に確認したいのが、
wp-includes
です。
WordPress公式ドキュメントでは、wp-includes はWordPress本体の主要な処理を含むディレクトリとして説明されています。
ページのソースコードを開いて、
wp-includes
を検索してみてください。
例えば、
/wp-includes/js/jquery/jquery.min.js
などのURLが見つかることがあります。
wp-content と wp-includes の両方が確認できれば、WordPressである可能性はさらに高くなります。
「/wp-json/」にアクセスして確認する
WordPressには「WordPress REST API」という機能があります。
通常のWordPressサイトでは、次のようなURLからREST APIにアクセスできます。
https://example.com/wp-json/
WordPress公式ドキュメントでも、Pretty Permalinksが有効な一般的な構成では /wp-json/ がREST APIのルートとして利用されると説明されています。
確認したいサイトのドメインの後ろに、
/wp-json/
を追加してアクセスしてみましょう。
WordPress REST APIのJSONデータが表示された場合は、WordPressを使用している強い根拠になります。
ただし、サイトの設定によってREST APIへのアクセスが制限されていたり、標準とは異なる構成になっていたりする場合もあります。
そのため、
/wp-json/
が404エラーになったからといって、WordPressではないとは断定できません。
ソースコードから「api.w.org」を探す
もう少し詳しく調べるなら、
api.w.org
を検索する方法もあります。
WordPressではREST APIを発見できるよう、ページのHTMLやHTTPヘッダーにREST APIへのリンク情報が含まれることがあります。
例えば、ソースコードに次のような記述が表示される場合があります。
<link rel="https://api.w.org/" href="https://example.com/wp-json/" />
WordPress公式のREST APIドキュメントでも、この仕組みがREST APIの自動検出方法として説明されています。
そのため、
api.w.org
もWordPress判定に利用できる有力な情報の一つです。
「/wp-login.php」や「/wp-admin/」を確認する
WordPressには標準の管理画面・ログイン画面があります。
確認したいドメインの後ろに、
/wp-login.php
を付けてアクセスしてみます。
例えば、
https://example.com/wp-login.php
です。
WordPressでは標準状態で wp-login.php がログインページとして使用されています。/wp-admin/ に未ログイン状態でアクセスした場合も、通常はログインページへリダイレクトされます。
WordPressのログイン画面が表示されれば、WordPressを使っていることを判断する材料になります。
ただし、この方法も確実ではありません。
セキュリティ対策用プラグインや独自設定によってログインURLを変更しているWordPressサイトもあるためです。WordPress公式Developer Blogでも、デフォルトは /wp-login.php ですがカスタムコードなどによって変更できることが説明されています。
したがって、/wp-login.php が表示されなくても「WordPressではない」と判断することはできません。
Wordfence Security などのセキュリティプラグインを使えば、簡単にログインURLは変更できます。むしろ、通常のサイトであれば、このようなセキュリティ対策をしているのは当然です。
generatorタグを確認する
サイトによってはHTMLの中に、使用しているCMSを示す generator タグが残っていることがあります。
例えば、
<meta name="generator" content="WordPress 6.x">
のような記述です。
ソースコードを開いて、
generator
または、
WordPress
と検索してみると見つかることがあります。
ただし、WordPressであることやバージョン情報を外部に表示しないよう、この情報を削除しているサイトも少なくありません。
そのため、generatorタグは見つかれば分かりやすいものの、見つからなくてもWordPressではないとは言えない情報として考えるのがよいでしょう。
WordPress判定は1つの情報だけで判断しない
ここまで紹介した方法をまとめると、WordPressを確認するときには次のような情報が利用できます。
| 確認項目 | WordPressの主な痕跡 | 判定材料として |
|---|---|---|
| ソースコード | wp-content | 強い |
| ソースコード | wp-includes | 強い |
| REST API | /wp-json/ | 強い |
| API情報 | api.w.org | 強い |
| ログイン画面 | /wp-login.php | 比較的強い |
| 管理画面 | /wp-admin/ | 比較的強い |
| メタ情報 | generator | 補助的 |
特に、
wp-content
wp-includes
wp-json
api.w.org
などが複数確認できれば、WordPressである可能性はかなり高くなります。
一方で、どれか一つが見つからないだけでWordPressではないと判断するのはおすすめできません。
WordPressなのに判定できないサイトもある
最近のWebサイトでは、WordPressを使っていてもWordPressらしい情報が簡単には見つからないケースがあります。
例えばCDNを経由して画像やCSS、JavaScriptを配信しているサイトでは、URLから wp-content が見えなくなることがあります。
HTML・CSS・JavaScriptを最適化するサービスやプラグインによって、本来のファイルパスが変更されることもあります。
また、WordPressをコンテンツ管理だけに使用し、表示部分をNext.jsやAstroなど別の仕組みで構築する「ヘッドレスWordPress」では、通常のWordPressサイトより痕跡が少なくなります。
反対に、HTML内にたまたまWordPress関連のURLや文字列が含まれているだけで、WordPressだと誤判定してしまう可能性もあります。
そのため、本格的に判定する場合は複数の情報を組み合わせることが重要です。
ドメシラならURLを入力するだけでWordPressを確認できる
ここまでの方法を使えば、自分でWordPressかどうかをある程度確認できます。
しかし、
「毎回ソースコードを開くのは面倒」
「wp-contentを検索しても出てこなかった」
「WordPress以外のCMSも調べたい」
という場合には、ドメシラ を利用できます。

ドメシラでは調べたいドメインを入力すると、Webサイトを解析して、使用されている可能性が高い技術を自動的に判定します。
単純にHTML内に「WordPress」という文字列があるかを見るだけではなく、
HTTPヘッダー・HTML・Cookieなど複数の情報を確認し、十分な根拠がある技術を表示する仕組みになっています。
例えばWordPressだけでなく、
WordPress
Shopify
Wix
STUDIO
Webflow
Squarespace
Thinkific
Kajabi
など、Webサイトで使われているCMSやWebプラットフォームを調べることができます。
「このサイト、何で作られているんだろう?」
と思ったときに、ソースコードを一つずつ調べる代わりに利用できます。
WordPressのテーマやプラグインも分かる?
wp-content/themes/ や wp-content/plugins/ のURLがHTMLに公開されている場合、そこから使用しているテーマやプラグインを推測できることがあります。
例えば、
/wp-content/themes/twentytwentysix/
というURLが確認できれば、テーマ名を判断する手掛かりになります。
同じように、
/wp-content/plugins/contact-form-7/
のようなURLがあれば、利用しているプラグインを推測できます。
ただし、すべてのテーマやプラグインがHTML上に情報を公開するわけではありません。
そのため、こちらも「表示されていない=使用していない」とは限りません。
よくある質問
サイトがWordPressかどうか一番簡単に確認する方法は?
ページのソースコードを開き、wp-content を検索する方法が簡単です。
wp-content/themes/ や wp-content/plugins/ が見つかれば、WordPressを利用している可能性が高いと判断できます。
wp-contentが見つからなければWordPressではない?
いいえ。
CDN、キャッシュ、最適化、独自設定、ヘッドレスWordPressなどによって wp-content がHTMLから確認できないことがあります。
wp-includes、wp-json、api.w.org など他の情報も確認してみましょう。
WordPressのバージョンまで分かる?
サイトによってはgeneratorタグや読み込まれているCSS・JavaScriptなどからバージョンを推測できる場合があります。
ただし、バージョン情報を非表示にしているサイトも多いため、常に確認できるわけではありません。
WordPress以外のCMSも調べられる?
WordPressと同じように、Shopify、Wix、STUDIO、Webflowなどにも、それぞれ特徴的なHTML・HTTPヘッダー・Cookie・URLなどがあります。
複数の情報を組み合わせることで、使用しているCMSやWebプラットフォームを判定できます。
まとめ
WebサイトがWordPressで作られているか確認したい場合は、まずページのソースコードから
wp-content
を探してみるのが簡単です。
さらに、
wp-includes
wp-json
api.w.org
wp-login.php
generator
なども確認することで、より正確に判断できます。
ただし、WordPressサイトであってもこれらの情報が隠されていることがあります。
そのため、一つの文字列だけではなく、複数の情報を組み合わせて判断することが重要です。
一つずつ確認するのが面倒な場合は、ドメシラにドメインを入力するだけで、WordPressをはじめとしたWebサイトの使用技術をまとめて確認できます。
「このサイトはWordPress?」
「このWebサイトは何で作られている?」
と思ったときに、ぜひ活用してみてください。