GoDaddyの評判は?実際どうなの?料金・メリット・デメリットを解説
現在のGoDaddyのサービス内容や料金、海外での評価などを踏まえながら、GoDaddyのメリット・デメリットを中立的に解説
目次
- GoDaddyとは?
- GoDaddyの評判が悪いと言われるのはなぜ?
- GoDaddyは初年度が安くても更新価格に注意
- Cloudflareならドメインを原価で取得できる
- ただしCloudflareにもデメリットはある
- GoDaddyのメリット
- GoDaddyのデメリット
- GoDaddyのホスティングは評判が悪い?
- GoDaddyは怪しい?
- GoDaddyがおすすめな人
- GoDaddyをあまりおすすめしない人
- GoDaddyとCloudflareならどちらがおすすめ?
- GoDaddyを使うなら更新価格を必ず確認しよう
- まとめ:GoDaddyは悪いサービスではないが、ドメイン価格なら他社も比較しよう
GoDaddy(ゴーダディ)は、世界的に知名度の高いドメイン取得・Webホスティングサービスです。
海外のWebサービスを利用していると、
- GoDaddyでドメインを取得しても大丈夫?
- GoDaddyの評判が悪いのはなぜ?
- GoDaddyは怪しいサービスなの?
- 日本から利用しても問題ない?
- Cloudflareなど他社で取得した方がいい?
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実際、「GoDaddy 評判」と検索すると、かなり辛口な海外レビューも見つかります。
ただし、GoDaddyは長年サービスを提供しているため、ネット上には現在では古くなっている情報もかなりあります。
今回は、現在のGoDaddyのサービス内容や料金、海外での評価などを踏まえながら、GoDaddyのメリット・デメリットを中立的に解説します。
先に結論をまとめると、GoDaddy自体が危険・怪しいサービスというわけではありません。
世界最大級のドメインレジストラであり、ドメイン、DNS、ホスティング、メールなどをまとめて管理できる利便性があります。
一方で、単純に「ドメインを安く取得して長期間維持したい」という目的なら、個人的にはCloudflare Registrarの方がおすすめです。
Cloudflareはドメイン価格に基本的なマークアップを加えず、レジストリやICANNに支払う原価ベースで提供しているためです。
ドメインを安く取得する方法については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
GoDaddyとは?

GoDaddyは、アメリカに本社を置く世界最大級のドメインレジストラ・Webサービス企業です。
GoDaddyというと「ドメインを取得するサービス」というイメージが強いですが、実際にはドメイン以外にも、
- ドメイン取得・移管
- DNS管理
- Webホスティング
- WordPressホスティング
- SSL証明書
- ビジネスメール
- Webサイトビルダー
- ECサイト
- Webセキュリティ
- ドメイン売買
など、Webサイト運営に必要なサービスを幅広く提供しています。
GoDaddy公式サイトによると、2,000万人以上の顧客と8,200万以上のドメインを抱えています。
そのため、「よく分からない海外のドメイン会社」というわけではなく、世界でも特に規模の大きいドメイン関連企業のひとつです。
GoDaddyの評判が悪いと言われるのはなぜ?
GoDaddyについて海外の記事やRedditなどを調べると、かなり強い批判を見かけることがあります。
特によく見られるのが、
- 更新料金が高い
- アップセルが多い
- 必要なサービスが分かりにくい
- 管理画面が複雑
- サポートに対する評価が分かれる
といった意見です。
ただし、GoDaddyはサービス内容を何度も変更しています。
たとえば昔のレビューでは「WHOISプライバシーが有料」「SSLが別料金」と批判されているケースがありますが、現在のGoDaddyでは対象ドメインにドメインプライバシーが無料で付属します。
Webホスティングについても、現在の日本向けGoDaddyでは無料SSLが提供されています。
したがって、10年前、5年前のGoDaddyレビューをそのまま現在のサービス評価として受け取るのはおすすめできません。
一方で、現在でも特に注意したいのが「初年度価格」と「更新価格」です。
GoDaddyは初年度が安くても更新価格に注意
GoDaddyの料金を見ると、非常に安く感じることがあります。
たとえば2026年10月時点のGoDaddy日本公式サイトでは、.comドメインについて、
1年目:1円
翌年度以降:3,699円
というキャンペーンが表示されています。
「.comが1円なら圧倒的に安い」と思ってしまいますが、この価格には3年間の購入が必要という条件があります。
そして重要なのは、ドメインは基本的に何年も維持するものだということです。
ブログや企業サイトのドメインを、
「1年使ったから別のドメインに変えよう」
とは普通なりません。
5年、10年と同じドメインを更新し続ける可能性があります。
そのためドメイン会社を比較するときは、初年度の取得価格だけではなく、2年目以降の更新料金まで確認することが重要です。
GoDaddy自身も、アカウント上でドメインごとの更新費を確認できる仕組みを用意しています。
Cloudflareならドメインを原価で取得できる
「とにかくドメインを安く維持したい」という方に、筆者が現在おすすめしているのがCloudflare Registrarです。
Cloudflare Registrarには非常に特徴的な料金体系があります。
それが、
ドメイン価格にマークアップを乗せない
という方針です。
一般的なドメイン販売会社は、
レジストリ
↓
レジストラ
↓
利用者
という流れでドメインを販売します。
レジストラは仕入れ価格に利益を上乗せして利用者へ販売するのが一般的ですが、Cloudflare Registrarでは、この部分に基本的なマークアップを追加していません。
Cloudflare公式サイトでも、
- 登録
- 更新
- 移管
について、レジストリやICANNから請求される価格をベースに提供すると説明されています。
そのため、初年度だけではなく更新料金も抑えやすいのが大きなメリットです。
さらに、
- WHOIS情報の秘匿化
- DNS
- DNSSEC
- CDN
- SSL
などCloudflareのサービスと組み合わせられます。
特に複数のドメインを長期間保有する場合、1ドメインあたり年間数百円~数千円の差でも、積み重なると無視できません。
筆者としては、ドメイン取得だけが目的ならGoDaddyよりCloudflare Registrarを優先して検討します。
詳しい比較については以下の記事も参考にしてください。
ただしCloudflareにもデメリットはある
価格だけを見るとCloudflareが魅力的ですが、誰にでもCloudflareをおすすめできるわけではありません。
特に注意したいのがネームサーバーです。
Cloudflare Registrarで管理しているドメインは、原則としてCloudflareのネームサーバーを使用する必要があります。
つまり、
「ドメインはCloudflareで取得するけど、ネームサーバーは自由に別会社へ変更したい」
という使い方には向いていません。
別のDNSプロバイダーのネームサーバーを使用する必要がある場合は、別のレジストラを選んだ方が簡単です。
その点、GoDaddyでは他社のネームサーバーを指定できます。
価格だけではなく、DNSをどのように運用するのかまで考えてレジストラを選ぶことが大切です。
GoDaddyのメリット
ここまでデメリットを中心に説明しましたが、GoDaddyにもメリットがあります。
世界最大級のサービスという安心感
GoDaddyは世界的に非常に大きなサービスです。
長年運営されている大手企業なので、
「突然サービスがなくなるのでは?」
という心配は比較的小さいでしょう。
ドメインはWebサイトの住所そのものなので、無名の格安サービスではなく、大手企業で管理したいという方には安心材料になります。
ドメインからホスティングまでまとめられる
GoDaddyでは、
- ドメイン
- DNS
- サーバー
- WordPress
- メール
- SSL
- セキュリティ
などをまとめて契約できます。
Webに詳しい人であれば、
「ドメインはA社、DNSはB社、サーバーはC社、メールはD社」
と分けることもできます。
しかし、初心者にとっては管理するサービスが増えるほど複雑になります。
GoDaddyのようにWebサイト関連サービスをひとつのアカウントへ集約できることは、人によっては大きなメリットです。
日本語サイトが用意されている
GoDaddyは日本向けの公式サイトも用意されています。
海外のドメインレジストラでは管理画面やヘルプが英語中心になっていることも珍しくありません。
GoDaddyは日本語で料金やサービス内容を確認できるため、海外サービスに慣れていない方でも比較的利用しやすいでしょう。
サポートが充実している
GoDaddyはチャットなどによるサポートを提供しています。
海外レビューではサポートについて批判的な意見もありますが、一方でCNETによる実際のテストでは、電話サポートについて「プロフェッショナルで問題を短時間で解決した」と高く評価されています。
つまり、
「GoDaddyのサポートは悪い」と一括りにするのは難しい
というのが実態に近いでしょう。
担当者や問い合わせ内容によって評価が分かれているようです。
GoDaddyのデメリット
更新料金が安いとは限らない
最大の注意点はやはり料金です。
GoDaddyでは初年度に非常に魅力的なキャンペーン価格が設定されることがあります。
しかしドメインで本当に重要なのは、長期的な維持費です。
購入するときは、
「今日いくら払うのか」ではなく「来年以降いくら払うのか」
まで確認しましょう。
追加サービスが多い
GoDaddyについて海外ユーザーから特に多く指摘されているのがアップセルです。
ドメイン以外にも、
- ホスティング
- メール
- Webサイト作成
- SSL
- セキュリティ
- Domain Protection
など多数の商品を扱っています。
もちろん必要な人にとっては便利ですが、ドメインを1個取得したいだけの人にとっては、
「これは必要なの?」
と迷いやすくなります。
特に「Domain Privacy」と「Domain Protection」は名前が似ていますが別物です。
現在GoDaddyでは、対象ドメインのDomain Privacyは無料です。
一方、Domain Protectionは、不正なドメイン操作の防止や変更通知、有効期限切れへの追加保護などを提供する別サービスです。
購入画面で追加サービスを提案された場合は、内容を確認してから契約しましょう。
すべてGoDaddyにまとめる必要はない
GoDaddyでドメインを取得したからといって、
- サーバー
- メール
- SSL
- DNS
まですべてGoDaddyにする必要はありません。
たとえば、
ドメイン:GoDaddy
DNS:Cloudflare
サーバー:別のホスティング会社
という構成も可能です。
反対に、
ドメイン:Cloudflare
サーバー:別会社
という構成でも問題ありません。
ドメイン、DNS、Webサーバーは別々の役割を持っています。
ひとつの会社ですべて契約する必要はないことを覚えておきましょう。
GoDaddyのホスティングは評判が悪い?
GoDaddyの海外レビューを調べていると、ドメイン以上にWebホスティングへの批判を見かけることがあります。
ただし、これについても「GoDaddyのサーバーは遅い」と単純に断定するのは適切ではありません。
CNETがGoDaddyのホスティングを実際にテストしたレビューでは、サーバー性能について高い評価を付けています。
テスト期間中にダウンタイムが発生せず、Webサイトの読み込み速度についても比較対象となった主要ホスティングサービスと遜色のない結果だったとしています。
一方でCNETは、
- 料金が比較的高い
- 購入時のアップセルが多い
- セキュリティ関連サービスの料金体系
- 複雑な問題に対するサポート
などについてはマイナス評価をしています。
したがって現在のGoDaddyホスティングは、
「性能が悪くて使い物にならない」のではなく、「価格やサービス構成まで考えると他社も比較した方がいい」
くらいに考えるのが妥当でしょう。
個人的には以前、クライアント案件でGodaddyからドメインを他のサービスに移管したことがありました。Godaddyのサポートはとてもレスポンスが迅速で良い印象があります。
GoDaddyは怪しい?
「GoDaddy 怪しい」と検索している方もいるかもしれませんが、GoDaddy自体を怪しいサービスと考える必要はありません。
2,000万人以上の顧客と8,200万以上のドメインを扱う世界最大級のレジストラです。
ネット上で評判が悪く見える最大の理由は、
- 初年度と更新時の料金差
- アップセル
- サポート
- 管理画面
- ホスティング料金
などに対する不満が長年蓄積されていることにあります。
つまり、
「怪しい会社だから評判が悪い」というより、「巨大サービスだからこそ価格体系や販売方法について賛否がある」
と考えた方がよいでしょう。
GoDaddyがおすすめな人
GoDaddyは、次のような方であれば選択肢になります。
- 世界的に有名な大手レジストラを利用したい
- ドメイン以外のサービスもまとめて管理したい
- 日本語のWebサイトから申し込みたい
- サポートを利用しながら設定したい
- Cloudflare以外のネームサーバーを自由に利用したい
特に、価格よりも「ひとつのサービスにまとめられること」を重視する人とは相性がよいでしょう。
GoDaddyをあまりおすすめしない人
反対に、次のような方は他社も比較してみることをおすすめします。
- とにかくドメインを安く維持したい
- 何十個ものドメインを保有する
- DNSやサーバーを自分で設定できる
- Cloudflareを普段から利用している
- 追加サービスを必要としていない
このような場合はCloudflare Registrarなどを使った方が、シンプルかつ低コストになる可能性があります。
GoDaddyとCloudflareならどちらがおすすめ?
ドメイン取得を主目的として比較すると、筆者は以下のように考えています。
| 比較項目 | GoDaddy | Cloudflare Registrar |
|---|---|---|
| 初年度キャンペーン | ◎ 非常に安い場合がある | △ 原価ベース |
| 更新料金 | △ 要確認 | ◎ 原価ベース |
| WHOISプライバシー | ○ 対象ドメインで無料 | ○ 無料 |
| DNSSEC | ○ 対応 | ◎ 無料・簡単 |
| DNS | ○ | ◎ Cloudflare DNS |
| ネームサーバーの自由度 | ◎ 他社を指定可能 | △ 原則Cloudflare固定 |
| 日本語での利用 | ◎ | ○ |
| 関連サービス | ◎ 非常に多い | ○ |
| 初心者向け | ○ | △ DNSの知識があると安心 |
| 大量ドメインの維持費 | △ | ◎ |
単純に、
「.comを1個取得したい。余計なサービスはいらない。長く安く持ちたい」
という条件ならCloudflare Registrarはかなり魅力的です。
一方、
「ドメイン、サイト、メールなどをまとめて契約したい」
という人ならGoDaddyの方が分かりやすい場合があります。
GoDaddyを使うなら更新価格を必ず確認しよう
GoDaddyを利用すること自体に大きな問題があるわけではありません。
ただし、初年度のキャンペーン価格だけを見て契約するのはおすすめしません。
ドメインを取得するときは、
- 初年度の料金
- 2年目以降の更新料金
- 契約年数
- 自動更新の有無
- 追加サービス
- ドメイン移管の条件
まで確認しておきましょう。
これはGoDaddyに限らず、すべてのドメインレジストラで確認しておきたいポイントです。
特にドメインは10年以上使い続けることも珍しくありません。
初年度に1,000円安いことより、毎年の更新料金が1,000円安い方が、長期的には大きな差になります。
まとめ:GoDaddyは悪いサービスではないが、ドメイン価格なら他社も比較しよう
GoDaddyは世界最大級のドメインレジストラであり、「怪しいから使ってはいけない」というサービスではありません。
ドメイン、Webホスティング、WordPress、メール、SSL、セキュリティなどをまとめて利用できるため、Web関連サービスを一元管理したい人には便利です。
また、古い海外レビューで批判されていた部分の中には、現在では改善されているものもあります。たとえば対象ドメインのプライバシー保護は現在無料ですし、GoDaddyのWebホスティングでも無料SSLが提供されています。
一方で、現在でも注意したいのが更新料金と追加サービスです。
初年度の大幅な割引だけで判断せず、「2年目以降にいくらかかるのか」を必ず確認しましょう。
筆者の場合、単純にドメインを取得・維持することが目的であれば、GoDaddyよりもCloudflare Registrarを選びます。
Cloudflare Registrarはドメインに独自のマークアップを加えず、レジストリやICANNの価格をベースに提供しているため、長期間ドメインを維持する用途と相性が良いためです。
ただし、Cloudflare Registrarでは原則としてCloudflareのネームサーバーを使用する必要があるという制約もあります。
「GoDaddyだからダメ」「Cloudflareなら絶対に正解」と考えるのではなく、料金・DNS・サポート・管理方法まで含め、自分の使い方に合ったレジストラを選ぶことが重要です。
ドメインをできるだけ安く取得・維持したい方は、以下の記事も参考にしてください。